辺見庸 研究 ~内宇宙への旅~

辺見庸の発言は、ときに「荒れ球」や「魔球」もあるが、「剛速球」が身上である。その根源にある思考とは何か。

2018-04-16から1日間の記事一覧

B-22 空費だ、世界なんて

月刊『本の旅人』に連載中の「月」(辺見庸)。 そこにさりげなく組み込まれている至言。 「ひとのやることのほとんどは、だれかのまねなんだってさ。(中略)にんげんのやることのほとんどがじぶんだけのオリジナルでなければならないとしたら、大混乱だよ…