辺見庸 研究 ~内宇宙への旅~

辺見庸の発言は、ときに「荒れ球」や「魔球」もあるが、「剛速球」が身上である。その根源にある思考とは何か。

B-16 辺見庸の内宇宙ー探究・反逆・創造ー

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辺見庸の心的世界を彷徨していて、気づいたことを書き記してきました。その結果を、このたび下記の本にまとめました。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B079KC7GYG/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1517661590&sr=1-1&keywords=宮下淳

(上記の画面右爛の「無料サンプルを送信」をクリックしていただくと、最初の部分を読んでいただけます)

 

すでに草稿として部分的にブログで書き綴ってきましたが、全容と精髄はこの「電子書籍」22万字のなかに込められています(と思っています・・・)。

第2版(改訂版)2018年3月28日に発行しました。

章の構成は次のようになっています。

 

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まえがき

   

一章  精神の地下茎

 

宮城県石巻―作品の後景―「生」の原風景 

夢と荒地  

内宇宙への回路  

尖鋭のアンチノミー  

武田泰淳

崩壊感覚の周辺部と内宇宙  

 

二章      屹立する個

 

世間に溶解する個

生命は個としてのみ実現する

単独者としての行動 

個的不服従

石原吉郎の「個」

人はいかにして「個」になるか  

 コラム一 ―辺見庸の「個」としての発語―

 

三章  辺見庸の「生」

 

辺見庸:性格、こだわり

自省または自責、吐露

生きること、闘うこと 

俗情、佇まい

講演会(二〇一七年一月三十日)のこと

「夜と霧」「それでも人生にイエスと言う」

 「遊糸」のような語

十字架

 コラム二 ―義とは何か? Notとしての義とは何か?―

  

四章  ダーク・アンド・エンプティ

 

失見当識、悩乱

根腐れ 荒み

ダーク・アンド・エンプティ

下降願望

マリオ・ジャコメッリが撮る「老い」と「死」

大量死と一人の死

自殺(自死

さまざまな死

破局、滅亡

陰画としての全的滅亡

戦後民主主義の死

 コラム三 ―さまざまな死(補遺)ー

 

五章  批判の鋭刃

 

小林秀雄の罪

吉本隆明 批判

谷川俊太郎という「商人」

柄谷行人への違和感

谷川雁の暗喩批判

阿川弘之三浦朱門 批判

二人の「ポムチェジャ」―吉田松陰福沢諭吉

洞察の分水嶺

透徹・鋭刃の言説

 

六章   国家の罪業

 

軍隊と国家の本性

恥なき国の

「執行権の濫用・独裁」そして「ファシズム体制」への疾走

国家・戦争・人間

不条理な苦痛

シベリア香月泰男

快楽にしびれる脳内回路

NIMBY(ニンビー)

拉致問題

パリ協定(COP21)への裏切り

スポーツ振興の光と影

 

七章  マスメディアと消費資本主義

 

イメージが論理を駆逐する

マチエールあるいは原質的なもの

コンプライアンスと新聞

マスメディア批判

消費資本主義の縊路

消費資本主義批判

企業社会と消費資本主義

中間層の変質

 

八章  反逆

  

憲法問題

死刑制度

米日の「思惑」を撃つ

陰熱

ロマンチシズムの力

辺見庸目取真俊 ― 対談「沖縄と国家」―

生活者の義の発生と変質 ―大衆よる生活者革命―

闘うということ

SEALDs 批判

テロリズム

沖縄米兵の子が吊るされる日

 

九章  辺見庸 批判

 

信じられないことが

辺見庸における「延性破壊」

辺見庸の謬漏

「誠実」をめぐる虚実

執筆依頼の減少

「父を問う」への視角

太宰治『満願』への視点

 

十章  罪業とその根源

 

「業」(ごう)と不条理

罪 ―「クライム」と「スィン」そして罪根―

「生」の淵源と業(ごう)

業(ごう)の諸相

 

あとがき

 

 引用・参考資料一覧