辺見庸は不如意な老体で命を長らえている。作家としては「出がらし」作品や厭世観を吐露する雑文を綴るだけの日々。直近では『コロナ時代のパンセ』。かつての辺見ならば、こんな作品を出さなかったはずだ。新型コロナが発生してから述べている部分はほんの…
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